もう適当に読んだりしない!!ゴルフのパットでラインを正確に読む方法を解説します!
こんにちは、TOMOです!
皆さん、パットを練習していますか?
スコアアップするためには、パットの練習は必要不可欠です。
しかし、自宅のような平坦な場所にパターマットを敷いて練習するだけでは、グリーン上でパットが入れられるようにはなりません。
パットを入れるためには、①ラインを読めること、②狙ったライン通りに打てること、が必要です。
この記事では、ラインを読む方法について詳しくご紹介します。
記事の後半では、有名プロ選手がやっているような、パターを吊るしてラインを読む方法もご紹介します。
TOMO
この記事はこんな方におすすめ!
・パットでラインの読み方を知りたい方
・狙ったライン通りに打てない方
・パットを上達させたい方
また下では、パットの上達に最適な記事をご紹介しています。
目次
パットのラインとは
グリーン上でパットをすると、ボールは右に曲がったり、左に曲がったりして転がります。
曲がる度合いもグリーンによって様々です。
このときパットする地点からカップまでに描く軌道が、パットのラインです。
ラインを決める要素は、以下の通りです。
- グリーンの傾斜
- 転がりの速度
グリーンの傾斜
パットする地点からカップを見たときに、カップの左側が高い場合、ボールは傾斜にならって右に曲がります。
このように右に曲がるラインのことをスライスラインと言います。
スライスラインの場合、ボールとカップを結ぶ線より、左に打ち出さないとカップインできません。
反対に、カップの右側が高い場合、ボールは左に曲がります。
このように左に曲がるラインのことをフックラインと言い、ボールとカップを結ぶ線より、右に打ち出さないといけません。
また傾斜が強ければ強いだけ、左右に曲がる度合いが大きくなります。
TOMO
グリーンの高い地点、低い地点を把握することが重要です。
転がりの速度
左右に曲がる度合いは、ボールの転がる速度にもよります。
下の動画のように、速度が遅ければ遅いだけ、曲がる度合いが大きくなります。
ボールの転がる速度を決める要素は、以下の通りです。
- 打ち出しの強さ
- 芝の種類
- 芝の速さ
- 芝目の向き
打ち出しの強さ
当然ですが、打ち出しの強さが強ければ速度が速いので、曲がる度合いが小さくなります。
反対に打ち出しの強さが弱ければ、曲がる度合いが大きくなります。
芝の種類
グリーンの芝は、主に2種類です。
ベント芝が最も多く、次に高麗芝が多いです。
ベント芝は、高麗芝に比べて転がりが速い傾向にあります。
TOMO
利用するゴルフ場がどちらの芝を採用しているかは、ゴルフ場のホームページなどで確認することができます。
芝の速さ
ゴルフ場で、「グリーンスピード、〇〇フィート」という看板を見たことがあると思います。
看板に書かれている距離は、ボールを専用道具を用いて転がし、転がった距離のことです。
つまり、数字が大きければ大きいほど、芝の速さが速いということになります。
芝の速さは芝の長さによって変わり、短く刈れば速くなります。
芝目の向き
芝目の向きとは、芝が生えている向きのことです。
ボールと進行方向と同じ向きに生えている芝を順目、進行方向と反対向きに生えている芝を逆目と言います。
逆目では、芝がボールの転がりの抵抗になりやすいため、逆目は順目に比べて転がる速度が遅くなります。
ラインの読み方
上記で、ラインを決める要素をご紹介しました。
次は実際のコースでどのようにしてラインを読むかをご紹介します。
グリーンの傾斜の向き、傾斜の度合いを把握する
- グリーンに登る前に見る
- いろいろな方向から見る
- 目線を低くして見る
グリーンに登る前に見る
グリーンに立ってから傾斜を見ようとしても、うまくいかないことが多いです。
なぜなら、プレイヤーが傾斜の向きを見間違えるような、コース設計がされているからです。
グリーンから離れた地点から見ると、グリーンの後ろにある木々などの見え方から、グリーンの一番高いところと一番低いところが見えやすくなります。
いろいろな方向から見る
グリーン全体の傾斜の傾向が掴めたら、次はグリーン上で傾斜を細かく見ていきます。
このときパットの地点からカップ方向だけを見るのではなく、逆方向や左右からも見るようにしましょう。
なぜなら、高い地点から見るよりも、低い地点から見る方が傾斜の度合いがわかりやすいためです。
パットの地点からカップ方向が下り方向の場合、逆方向のカップからパット地点を見る方が傾斜の度合いがわかりやすくなります。
またグリーンも一方向に傾いているわけではなく、うねりながら傾いています。
パット地点付近では曲がらず、カップ付近で大きく曲がるという罠が仕掛けられている場合もあります。
細かく傾斜を見るために、様々な方向から傾斜を見るようにしましょう。
目線を低くして見る
グリーン上で傾斜を細かく見る際には、目線を低くして見ましょう。
傾斜の向きや度合いがわかりやすくなります。
パターを使ってラインを読む
TOMO
目視だけでは不安!!そんな貴方は、パターを使ってラインを読みましょう!!
筆者もやっているオススメの方法をご紹介します。
傾斜による自分の体の傾きと、重力に従って垂直に垂れるパターの傾きとのズレを読み取ることで、傾斜を把握できます。
準備①:利き目を知る
前準備として、利き目が左右どちらかを知っておく必要があります。
人間は利き目を主として使い、もう片方の目で利き目を補いながら物を見ています。
そのため、利き目基準で見てラインを決めないと、間違ったラインになってしまいます。
利き目の知り方は、まず両目で遠くにある対象物に指を重ねます。
次に左右の目を片方ずつ閉じて、指と対象物が重なって見える目が利き目になります。
準備②:パターを垂直に吊るせるようにする
水平な場所でパターのグリップを指でつまんで垂直に吊るしてみましょう。
このとき、パターの種類によっては垂直にならないパターがあるので、垂直になるようにグリップを回転させます。
垂直に吊るせているかがわからない場合は、おもりをつけた糸と共にパターを持ちましょう。
糸とパターのシャフトが重なれば、垂直に吊るせていることになります。
傾斜を知りたい場所でパターを吊るす
ボールとカップを結ぶ線上に、足を肩幅以上に広げて立ちます。
このとき、下図のように傾斜に逆らって立たないように注意しましょう。
次に、片手でグリップを持ち、もう片方の手でシャフトを支え、ボールとカップを結んだ線をシャフトに重ねます。
※このときはまだパターは垂直に吊るしていません。
シャフトを支える手を離して、パターを吊るします。
その後、シャフトをボールに重ねます。
このとき、シャフトの位置が狙う位置になります。
筆者はインドアの練習場でこの方法でラインを決め、ボールをカップインできるように練習しています。
もちろん本番のグリーンは、芝の速さによりラインは異なりますので、
練習場で基準を作って、速い芝では普段より浅くラインを読むという風にしています。
まとめ
この記事では、パットでラインを読む方法についてご紹介しました。
パットのラインには、スライスラインとフックラインがあり、曲がる度合いは傾斜の強さやボールの転がる速度によります。
ラインを読むときの注意点は以下の通りです。
- グリーンに登る前に見る
- いろいろな方向から見る
- 目線を低くして見る
また本記事ではパターを吊るしてラインを読む方法をご紹介しました。
できるようになるまで記事を何回も読んでラインを読めるよう練習しましょう。
次回の記事では、パットで狙ったライン通りに打つ方法についてご紹介します。